想いの変化、スペインの思い出
- Yoko Patino
- Apr 18, 2018
- 4 min read
誰かの旅の写真や日記というのは、毎回旅に行きたいという気持ちを刺激しますね。
恩師のスペインでの様子、写真を見ていたら、スペインのことを思い出し、また行ってみたいなぁと昔を思い出したりしました。

スペインへは昔、一度夫婦で行ったことがあるだけですが、また行ってみたいと思った国の一つ。
初めて訪れた当時は夫の姉(現在は他界)がバレンシアに住んでいて、結婚して初めて会ったのがこの時でした。 のちに私が妊娠中日本へも遊びに来てくれました。 6月の寒いロンドンから太陽の光が降り注ぐスペインへ移動した時は、ホッとしたのを覚えています。 寒いと気持ちが塞ぎがちになりますが、暖かいとやはり気持ちも明るくなります。 昼間は結構暑かったけれど、日陰は涼しくて気持ちよくて、とにかく食べ物が美味しく感じられました。 今振り返っても、天候と食事が美味しいってかなり気分を左右しますね。 ロンドンの後だったから余計そう感じたのかもしれませんけど、どのお店に入っても美味しく感じることができたような、特にお姉さんが住んでいたピソの下にあったバルのメニューが本当にどれも美味しくて店員さんも優しくて、コーヒーもすごく美味しくて、オレンジジュースも搾りたてで美味しくて
食べ物が美味しいとやっぱり幸せな気持ちになれます。 きっとイマイチなお店もあったはずなのですが、すごく良かったものの記憶の方が強くて、なんだかすごくいいイメージしか湧いてこないスペイン(笑)
海にも癒されました。
若かりし頃の私達。 Benidormにて

いまやすっかりおじちゃんとおばちゃんになっていますが、
この時はまだ結婚して2年か3年ぐらいだったでしょうか。 スペイン語ばかりの中にいたのでかなり疲れたと思うのですが、今となってはすごく懐かしくいい思い出になっています。
イギリスは寒かったし、料理はそこまで美味しいと思えなかったけれど、イギリスの旅も今ではいい思い出になっている。 思い出も美化されている可能性大(苦笑)
美味しいデザートもあったし、何よりイギリスの雰囲気が結構好きで、初めてなのに懐かしい感じがしてもっと色々な場所を訪れてみたいと思ったことがあります。 今は、アメリカに住んでいた夫の姉(夫にはたくさんの姉がいます)家族がイギリスに住んでいるので、彼らがイギリスにいる間に遊びに行きたいと常々思っているのですが、お姉さんたちはひょっとしたらまた引っ越してしまうかもしれません。
お姉さんはイギリス人と結婚していて、アメリカにいる時はイギリスを恋しがりイギリスに帰りたがっていたんですが、いざアメリカの家を引き払って、イギリスに戻ったものの、今の家のせいなのかそれともイギリスの気候のせいなのかわからないのですが、家族が病気がちになり、試しにご主人が仕事でアメリカへ行ったら体調が良くなってしまったということで、イギリスよりもカルフォルニアの温暖な気候が彼らには合ってるようです。 だから、またアメリカへ私達が遊びに行くという選択肢も出てくるかも〜。 昨日はクリスタルと親知らずについて書いたのですが、自分の時は本当に酷かったなぁってことも思い出しました。 会社も休むぐらいだったし、薬飲んでたのに関わらず、すごく腫れちゃって大変だった記憶があります。 しかし、娘はいつも大変なことがあっても結構スムーズに乗り越えて行くので、いつもある意味感心していて、それを見ていると大変に思えることもやっぱり本人次第なのだと思うし、私の中でネガティブに見ていたことも娘のおかげで肯定的な視点に書き換えられています。 そして、このスペインやイギリスでの思い出もいつのまにか20代のときよりも今の方が、感じ方が変わっています。 20代の頃はまぁ、楽しかったと感じられていたのが、年月が過ぎて、尊い思い出に変わってるってなんだか面白く不思議な感じですが、そんな風に思えるって幸せなことでもあります。 夫婦の関係がうまくいってるからそう感じられるわけで、もし、うまくいっていなかったから、きっといい思い出よりもネガティブに感じられたことが強調されたり、引き出されていたかもしれません。 かつては大変に感じられた出来事も大変だったけれど、いい思い出と思える今があること、本当にありがたいことだと思っています。 また、夫婦でヨーロッパへ行きたいです。