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どこに住む?

  • Writer: Yoko Patino
    Yoko Patino
  • Sep 3, 2018
  • 4 min read

物事が自分の思い通りに行かないと一見うまくいっていないように思いがちですが、全てはタイミングよくその人に必要な形で物事が起きているのだとことあるごとに感じます。

8月の終わりに娘は留学のためフランスへ飛び立ちました。 大学の寮に入る予定でした。   6月28日付けのメールで大学の寮があるから下記のサイトから申し込んでね、申し込みは明日からと学校からメールが来ていました。  しかし、娘はこの頃あるイベントで大忙しで、作品を描いていました。  メールに気づいたのはそのイベントが終了して7月2日になってから、寮に入れる定員は限られていてもう一杯になっていました。 大学の寮なので、寮の費用はとっても安くてお得なお値段となっていました。 

入れなくてなってどうしたらいいか学校に聞いてみると、あとは自分で探してねと言われました。

もっと早くメールに気づいていたら。

もっと早くに寮のことを聞いていたら、事前に知ることができたかもしれない。 

悔しくて悔しくて

ええ〜なんで、毎日メールチェックしていなかったの〜と最初は思いました。 娘は2つメールアドレスを持っていて、いつも主に使っている方はプライベート用で、学校用のアドレスは毎日は確認していませんでした。  入学の許可も降りていて、あとは、ビザの申請をしていくだけだったので、寮のことまで気が回っていなかったようです。 きっと学校からそのうち連絡があるかなぁ〜と結構のんびりしてしまっていました。 あまりにもマイペースなので、この先、向こうでもちゃんとやっていけるのだろうかとついつい心配モードに。 しかし、娘は言いました。 きっとメールを見なかったというのも意味があるんだと思う。 自分たちで探してましたが、日本にいながらフランス語で書かれた物件を探すのはなかなか大変でした。 すると学校のスタッフの一人がステュディオを貸し出す予定なので、聞いてみるといいと言われて、ロフト付きのお部屋を貸せるという話が来ました。 

しかし、寮のお部屋より広い分、こんどは倍以上のお値段で、学生にはちょっと高めの金額でした。 親の心配をよそに娘はロフト付きだ〜とはしゃいでいました。  高いけどCAF(フランスの住宅補助制度)を使えば、170ユーロは安くなるということで、ここは知ってる人が貸してくれるということで妥協するしかないかなと思いました。 その人は面接してくれたスタッフのうちの一人だったのです。  最初の学費の入金の件でもちょっとトラブルが実はあった人でもあったのですけど、すぐに自分の非を認めて謝ってくれた人でもありました。  悪い人ではなさそうってことはメールのやりとりからわかっていたので、全く知らない不動産屋や担当者を通して借りるよりは顔もわかっていて学校のスタッフだったら、信用できるし、他にも手伝ってもらえることがあるかもしれないと思いました。 その場所は決して学校から近くではないのですが、住宅街にあって、静かそうな場所で、自転車で15分とちょっと遠いのですけど、うちから光が丘までぐらいの距離かなと思ったら、まぁなんとかなるかなと思いました。

銀行、スーパー、郵便局、ダウンタウン方面へ 行くバス停は徒歩で7、8分のところなのでまぁ悪くないかなと。  自分がカナダに留学した時は、ホームステイだったので、自分で住むところを探す必要はなく、全て学校が手配してくれました。 ホームステイで問題が起きた時もすぐに新しいところを提案してくれて、なんとかうまく行きました。  どこに行くにも車でホストマザーが連れて行ってくれていたので、今になって振り返るとホームステイって本当に恵まれていたなぁ、よかったなぁ〜と改めて感じました。  生活用品も全て揃ってますしね。

しかし、娘はホームステイではないので、どうなるのかなぁ〜と思っていました。 実際に現地に行って暮らしてみないとわからないこともありますから、最初は、多少高くでもしょうがないかなと思いつつもせっかくの寮に入るチャンスを見逃してしまったことが予定外だったので、残念に感じていたのですが、これも何かの縁なのかもしれません。 娘はちっとも残念がっていなくてむしろこのプロセスを楽しんでいました。

お金を出すのは私たちなので、娘は何も考えていなくてお気楽なのかもしれませんが、いつもどんなことも意味があって起きてると、エネルギーの法則を信じてるので、きっと不安にならないのだと思います。 万が一住むところが見つからなかったら、私、ホームレスでも大丈夫と豪語しています。(苦笑) きっとなんとかなるでしょう。 そんな風に思っていたら、本当に素敵な流れになりました。

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