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車への苦手意識*広がる世界*ワールドカップ

  • Writer: Yoko Patino
    Yoko Patino
  • Jun 20, 2018
  • 7 min read

数ヶ月前の話ですが、珍しく夫がお休みで一緒に買い物へ行きました。

これまで近所のスーパーへ行く時は一緒についてくるなんてことはほとんど他の用事もあってついでにということでもない限りなかったのですが、今回珍しく雨も降っていて、大変だと思ってくれたのか、僕も行くと一緒に来てくれました。

二人っきりで買い物はいつ以来だろうというくらい久しぶりでした。

これまでは娘がいつも一緒でしたから。

こうやって夫婦で過ごす時間がどんどん増えていくんですね。

一緒に歩きながら、車の話をしていました。 現在、我が家で車の購入を検討中

去年夫は日本で新たに免許を取り直し、試験に何度も挑戦して落ちては受け落ちては受けと繰り返し、やっと免許を取りました。(もともと国際免許は持っていましたが、しばらく乗らなくなっていたので、新たに取り直したのです)

あまりにも落ちるんで、もう辞めておいたらと内心思っていました。 私自身は個人的には車を持つことに全然乗り気ではなかったのです(埼玉に住んでいた時は持っていましたが都内に来てから手放しました) 夫曰く、車があれば私の実家へ私たちを連れて行けるし、ワンコも一緒にどこかへ連れて行けると言ってくれているのですが、私はもともと車に酔いやすいためそんなに車に乗ってどこかにお出かけすることには積極的になれず

特に遠距離は苦手です。

どうしても電車の方が楽だと思ってしまうのです。

昔に比べれば随分車に乗っても平気でいられるようになったものの

車に対して苦手意識がゼロになったわけではなくて、特に夫の運転はちょっと怖いなぁと思うことがかつて何回かあったせいもあってそれで余計に乗りたくないのかもしれません。

昔は車に乗るとすぐに酔ってました。

また、若いころ、日本で2回(小学生、高校生の時)、カナダで(留学中)交通事故に遭っています。  いずれも命に関わる事故にはならなかったのですけど、小学生と高校生の時は怪我をしてしばらく歩けなかったり、箸を持てない状態で、カナダの時は無傷だったもの本当に怖くて死ぬかと思ったことがあり、その時のトラウマがまだゼロになっていなくて 苦労して日本で免許を取り直した夫は乗りたいらしく、その願いに寄り添っていきたいと思いつつ、車は怖いなぁとついまだ思ってしまう自分がいました。 加害者にも被害者にもなり得るからというのもあります。

それに夫はいつもお仕事で忙しく一体いつ乗る時間があるのだよ〜とも思っていました。  実はバイクも持っているのですが、購入してから1回しか乗っていないんです。

車も同じように乗る時間ないのでは?

都内に住んでいて、本当に必要なのか? 持ってる意味あるのかな? 維持費もかかるし

とまぁ、とにかく後ろ向きな考えしか浮かんできませんでした。 しかし、一緒に歩きながらこんな車が欲しいんだよと嬉しそうに教えてくれてくれる姿を見ていたら、普段お仕事ばかりで趣味も特別にない夫にとって車はひょっとしたら心を満たしてくれるものになるのかなと思ったりもしました。 娘が自立していなくなったら、夫婦とワンコで車で旅したりってことも将来できるようになるかもしれません。 そうやって考えたら楽しみも増えるわけで、不安になる必要はないのかもしれません。 それでも、私の葛藤は続きました。 車へのネガティブな想いがなかなか拭い去れなくて、夫が車が欲しいという度に本当に我が家には必要なのかしら、いらないでしょと思ってしまっていました。

ですから、駐車場を探して欲しいと言われた時も、ええ〜と思っていました。

ちっとも快諾できなかったのですが、夫の強い願いもあって渋々駐車場に申し込みをしました。 空きが出るのを待ってる状態ですが、夫は待ちきれなかったのかお友達の車を借りてきてお休みの日に先日初めて家族みんなで車に乗りました。

しかし、これが結構大変でした。(苦笑)  カーナビがついていないので、グーグルマップをナビがわりに出かけたのですが、ぐるぐる同じところを回ってしまったり、住宅街の狭い道に入った時は本当に困りました。 土地勘や道に詳しくないとナビゲートするのは難しいですし、全体の地図が欲しい〜とこの時すごく思いました。 一応グーグルマップもナビゲートはしてくれますが、曲がるときの判断がすごく難しい時があって、目的地にたどり着くまでがなかなか大変でした。

自分たちがどこに向かっているのか

どこにいるのかわからないと本当に不安になってしまいます。 帰りの方がさらに迷って大変でした。 しかし、こんな時、いかにイライラせずに笑って乗り越えられるか、それを試されてるんだとも思えました。 

時間的には電車で行った方が早かったので、もう懲り懲り〜って思ったのですけど、車から見る東京の街は視点が変わって新鮮で、夫の隣ですごくハラハラドキドキして気は張っていたものの、意外に楽しく感じていた自分も同時にいました。

*上の2枚の写真はフリー素材から借りているもので〜す。自分が撮った写真ではないので、ちょっと合わない感じがしますけど、イメージとして。

しばらくは乗りたくないなぁ〜と思っていましたが、何事も練習しないと慣れないし、上手になれません。 結局再び練習のために昨日家族で車で今度は近場を選び、ランチを食べに行きました。 前回グーグルマップはうまく使えない時があったので、今度はヤフーのカーナビを使ったら、わかりやすく近距離だったせいもあってスムーズに行きました。 最初は車なんて〜と思っていましたが、買い物の時は便利だし、普段見られない風景を見るのは楽しく、こんなところにこんなお店があるんだ〜と新しい発見があったりしました。 夫がさらに慣れてきて運転も安定してくれば、私も少しずつ慣れてきて夫とのドライブも楽しめるようになってくるかもとようやく前向きに思えてきました。 何事も練習と慣れだと。 夫の運転を信頼できるように心底なりたいです(苦笑)

そして、いつか夫と車で旅したいと思えるようになってきました。

国内を一緒に旅行したのは鎌倉ぐらいで、他の場所には一緒にまだ行ったことがないので、少しずつ近場を一緒に旅行するとかそんな日が来たら。

普段なかなか休みを取らない夫ですが、昨日はワールドカップの日本対コロンビア戦 だったので、休みを取り、一緒にドライブの練習がてらランチができました。 南米出身の夫にとってサッカーのワールドカップは大きなイベント。 国民の大多数がサッカーに熱狂します。 ロシアのスタジアムもコロンビアを応援する黄色いユニフォームを着たサポーターが一杯いました。 こんな時私はもちろん日本を応援します。

日本が勝って嬉しいですが、夫のことを思うと引き分けだったらよかったかなとも思いました。

日本が勝って、夫はすごく落ち込むかなぁと思ったのですけど、意外にそうでもなくて、日本は頑張ったね〜と言ってくれました。

そして、珍しくリリーが夫の腕に頭を乗せていました。

相変わらず毎朝、毎晩夫がリビングに入ってくるたびに夫に対して吠えるのですが、一緒にソファに座るとだんだん落ち着いてきて最近はよく夫の指や腕を舐めるのですが、昨日はたくさん舐めたあと、夫の腕に頭を置いていました。​

甘えているのか、それとも私が上よってことなのか(苦笑) 普段生活していると、何気ない出来事を通して人の感情というのはプラスにもマイナスにも動きます。 いつもプラスの状態でいられたらいいのですが、どうしてもそうなれない時もあります。 ネガティブな感情を持つのは人間として自然なこと。 持ってしまった時、ああ〜またネガティブになってしまったと自己嫌悪に陥るのではなくて、ネガティブな感情の裏にある自分の想い、そこをスルーしないでいっぱい認めてあげて、大丈夫だよ〜と受け止めてあげること、

いっぱい自分に優しくしてあげて、自分の想いを大切にしていくこと

そうすると絶対ネガティブなループから抜けれてる時がやってくるし、今回のことのように何かあるたびに、意識の転換をしていく練習を重ねていくことでだんだん切り替えも早くなっていくのだとまた思いました。 そんなときアロマもいいきっかけになっています。

今回も夫の行動や言動にええ〜と思うたびに、深呼吸、深呼吸と自分に言い聞かせていました。 車の中でも精油の香りを流して気分転換。 *関連記事: 魂の伴侶への道

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