赤も好きになってきた
- Yoko Patino
- Jun 9, 2018
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最近色々やることがあって、刺繍の時間が持てていませんが、3月はアルファベットの刺繍になぜかやたらと惹かれていました。 赤い糸で刺されているアルファベットが特に。 アルファベットの刺繍、20世紀初頭までフランスの女学校では必須科目だったそうです。 フランスでは古くから家族がそれぞれの持ち物にイニシャルを刺繍する習慣があったとか、また、結婚式で着る衣装や嫁入り前に持っていく寝具を自分で縫うということもされていたようです。

この本に書かれていました。 メルスリーはフランス語で手芸屋という意味です。 次回フランスを訪れた際は絶対手芸関係の書籍やグッズを買って帰ろうと思っていますが、この本には主にパリの手芸屋さんが紹介されていました。
アルファベットのJとPです。

以前、「白が好き」という記事を書かせてもらってから、白いものを少しずつ増やそうと白い毛糸で膝掛けを編んだり、他にも白い生地で何か作ろうと計画していましたが、クロスステッチをやり始めてから、なぜか赤い糸にすごく惹かれるようになってきて、昔のフランスの刺繍は赤い糸で刺してあるものが多いということを知りました。
それで、おのずと赤い糸で刺されている作品をたくさん目にしてる影響のせいもあるかと思うのですが、赤い色が入ったデザインに惹かれることが多くて、赤も素敵と思うことが増えてきて、夫が大好きな赤、私もなんだか好きになってきてしまいました(笑) 刺繍は形になっていく過程が好きだったりするのですが、それだけではなくて様々な色の糸で刺していく中で、色にも癒されているのかもしれません。 また配色を考えるのも結構好きだったりします。 通常はオリジナルの図案にはこの糸で刺してねというのがありますが、全部揃えるのは大変なので、あり合わせの糸で賄うようにしていて、そうするとどの色をどこに使おうかと考えたり、色の組み合わせを自分で考えなくてはいけないので、それはまるで絵を描いてるのと少し似ていて、楽しかったりします。 刺繍も糸を使って布地に図案を作っていくので、やり方は違えど絵を描くことと少し似てるかもしれません。